36   リリとの対話 (続き)   言葉は凝縮・焦点化することにより創造する

ソラマメ

2014年01月09日 11:14

1944年2月26日 土曜日



36   リリとの対話 (続き)   言葉は凝縮・焦点化することにより創造する



今日は土曜日でした。リリは仕事場にいて、昨日受けた教えに
一心に取り組もうとしていました。すると突然、彼女は強い内
的な光を感じました。私達は皆、彼女の天使の予期せぬ臨在に
気がつきました。


―曜日、時間、状況が通常とずれていますが、
私はあなたのもとに来ました。
私の仕事は助けることだからです。
あなたはまだ疑いを持っているのですか。
まだ暗闇の中にいるのですか。



L いいえ、そうではありませんが・・・自分の仕事が大きすぎるような気がしています。



―  そう思うのは、暗闇のせいではなく、光が強すぎるからです。
目というものは光のないところでは見えませんが、
光が強すぎても見えません。
今日、あなたは3つの閃光(せんこう)を受けました。
それらを感じましたか。



L  いいえ、まだ感じていません。



― あなたの最も足りないものは、何ですか。



(リリは驚くべき素早さで答えました。)



L  信の不足、与えることの不足、仕事の不足!



―  仕事の不足ではなく・・・自分の仕事を「行うこと」が不足しているのです!
仕事は十分にあります・・・。
あなたがその仕事を「行動」に移さないだけです。
信を持つこと与えること
行動すること

あなたのしるし(三角形)の3点、
信を持つこと、与えること、行動することに、
3つの閃光が火をつけ、
あなた自身への信も同様に燃えあがるでしょう。

この3つの閃光は時間や空間の制約を受けません。
3つの不足は満たされ、もはや存在しなくなります。
このことは、あなたにもわかるでしょう。
鈍い肉体は、後になってはじめてこのことを感じますが、
あなたは単なる肉体ではありません。
あなたの仕事は肉体以上のものによって為し遂げられます。

あなた自身の中の全体性を知りなさい。
そうすれば、あなたは全き者になるでしょう。

自分の不足を埋めることは、もはやあなたの仕事ではありません。
今や、果実がもたらされんことを!
不可能なことが可能であるということを信じますか。
あなたが今日受け取ったものは、全体性を知る前触れです。


(沈黙)



―  あなた方皆に伝えます。 よく注意を払いなさい!
言葉は凝縮し、焦点化します。
そうすることで、言葉は創造します。



(今朝、自分の不足を書き出していたリリに向かって)



― あなたは自分の不足を言葉にしました。
だから閃光がやってきたのです。



(私に向かって)



―  言葉に気をつけなさい!
言葉は築きます。


どの石がどの石に合うかということが最も重要です。
石が合わなければ、
あなたが建てたものは崩壊するかもしれないからです。
あなた方皆に言います! あなた方は言葉の使い方を知りません。
トウモロコシの皮はトウモロコシ(の実)ではありません。
もみ殻は穀物ではありません。
言葉 ― 名前 ― 神秘。
心して聴きなさい。
これから言うことは、核心部分です。
あなたが「そうあれ!(Be!)」と言うならば、そうなるでしょう。
あなたが何も言わないなら、何も起こりません。

「そうあってくれればいいのにな!(If only it could be !)」な
どと言ってはいけません。
この5つの言葉は、「そうあれ!(Be!)」という1語より劣ります。
「時々信じます(Sometimes I believe.)」は、
「信じます!(I believe !)」より劣ります。

「いつも助けることができたら、どれほどいいだろう
(How I wouldlike to always be able to help.)」 は 10語もあります!
「助けます」( I help.*)は1語で、                      *元々のハンガリー語では 1語。
そこには亀裂がありません。言葉の中にも、あなたの中にも。
行動が肉体の言葉です

全体性とは「多」ではなく、
凝縮し、集中し、焦点化していることです。
そして、この全体性(包含性)こそ不朽の物差しなのです。

もっと尋ねなさい・・・旅立ちの糧として!



L これらすべてのことが、この瞬間と同じぐらい強く私の中に残るといいのですが!



―  もう既にあなたが持っているものを願ってはいけません!
あなたの願望をもっと高いレベルに引き上げなさい。
肉体は鈍いですが、それもまた、やがて目覚めるときが来ます。

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