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ホメオパシー 統合医療専門校 CHhom
CHhom ホメオパシー 講演会
ギッタ・マラスと3人の友人たちの、第二次世界大戦の最中に体験した物語です。 ギッタのみが生き残り、この体験を世の中へ公開する事が出来ました。 今まで私の書いてきたものは、こちらに「日々の糧」 http://angelos.ti-da.net/ に移動いたしました。

2014年05月12日

38  リリとの対話  霊と物質を一つにするという天命を与えられた人間の尊厳

1944年3月10日 金曜日


38 リリとの対話 霊と物質を一つにするという天命を与えられた人間の尊厳



―直したり、ツギを当てたりするのは真の行動ではありません。
ツギを当てるのはもはや不可能です。
果実を元の木に戻して、糊づけすることができるでしょうか。
助けることは、直すことではありません。
神はついだり、はいだりはしません。
神は成長を鼓舞します。
神を助けなさい。そうすればあなたは世界を救うでしょう!
神の手は近くにあります。神の手、それはあなたです。

質問がありますか。




L   地の仕事と天の仕事について教えてください。




―  地は成就しました。
天はまだあなたの中で燃えていません。
あなたは地と天の両方にいることはできません。
あなたの場所は中間にあります。
地と天の命には、7つの段階があり、
3つの段階は完成しています。
あと3つの段階が敷居の向こうにあります。
そして中間の「Ⅳ(四)」は、
それらすべての段階を見い出すことができます。
こうして7つの段階が一つになり、罪は存在しなくなります。
「Ⅴ(五)」があなたに話しています。




L  完全には分からないのですが・・・。




―  あなたは半分も理解していません。
「Ⅳ(四)」が、7つの段階のうちの2つの3つ組を
一つにつなげます。
私は「Ⅴ(五)」の段階に属しています。
そしてあなたを通して、私は地とつながっています。
「Ⅳ(四)」へは、信によって導びかれます。
しかし「Ⅳ(四)」はもはや信じるのではなく、
行動します。


被創造世界 創造世界
Ⅰ Ⅱ
鉱物植物

動物

人間

天使

熾天使

第七番目




(人間の仕事橋渡しされるべき深淵
リリとの対話は、私には抽象的で、理解不可能な数のゲーム
のように思えました。これについて、特に‘Ⅴ(五)’の意
味について説明して欲しいと、ハンナに頼みました。すると
彼女は以前、対話19で用いた図(上記)を描いて、今回は
そこに新しい要素を加えました。すると突然、この図の意味
が明確になりました。この図は、天使がこれまで私達に説明
してくれたすべてのことを象徴的に表していると思いまし
た。

この図は教えを秩序構造で表すものでした。これによっ
て人間が創造の中でどの様な位置を占めているのかがやっ
と分かり、私は新しいバランスを見出しました。たとえば、
霊に逃げ込み、物質を忌み嫌うとしたら、それは霊を否定し
て物質にしがみつくことと同じくらい間違っていることです。
霊の命と同様、肉体の命を完全に是認することが、どれ
ほどなくてはならない重要なことかを理解し、遂に、私は自
分自身の尊厳をも発見しました。それは、霊と物質を一つに
するという天命を与えられた一個の人間としての尊厳でした。

創造が人間の参加なしには完成しないことを、これほど強
く感じたことはありませんでした。私の天使が地で行為でき
るのは、人間、つまり中間に存在する「Ⅳ(四)」である私を
通してのみ可能なのです。このことを発見し、私の人生はまっ
たく新しい意味を帯びました。私には、魂においてと同様、肉
体においても、霊と物質をつなげる仕事があり、それを成し遂
げる可能性があるのです。 )